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丹青堂本店のタイムリーな情報・ここだけのとっておき情報をご案内します。
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砂子筒

写真は、金箔を砂子(すなご、金箔を細かな砂状に加工した物)を作るための道具で、「砂子筒(すなごつつ)」と呼ばれる物です。
この筒の中に金箔や「切り廻し(きりまわし、金箔を正方形に仕上げる際に出る端切れのこと)」を入れ、タタキ筆などで叩くと、網の目で細かな粒子(砂子)となって出てきます。
あとは、砂子を任意の場所に振り掛けるだけです。

砂子と切箔(きりはく)

日本画は歴史的に見ても装飾的な傾向が強く、芸術品であると同時に工芸品でもありました。
蒔絵(まきえ)や金碧画(きんぺきが)などには日本画のそうした装飾性が強く表れていますが、素材としては金を無視することはできません。
絵具状の金泥(きんでい)や金箔(きんぱく)、金箔は更に糸状の野毛(のげ)や砂子といったものに変化し、絵や書を華やかに彩りました。

砂子筒:840円(税込)から(網目の細かさにより価格が異なります)

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藪本積穂墨

丹青堂本店には俳画家・藪本積穂(やぶもと せきほ)好みの墨である「土筆」(つくし)があります。
奈良の老舗・古梅園が特別に製造した丹青堂オリジナルの俳画用の墨です。
墨色は茶・青の2色があります。

藪本積穂といえば、赤松柳史の流れを汲みつつも独自の境地を開拓・確立した、現代俳画の巨人です
筆者は東京店勤務の頃に一度だけ、藪本積穂氏が滞在されていた山の上ホテルまで商品を配達した際にお会いしたことがありますが、そのカリスマ性・存在感に圧倒されたものでした。
そうであってこそ、全日本積穂俳画協会という大きな組織を設立することもできたのだと独り納得したことを覚えています。

俳画墨「土筆」は、俳画家・藪本積穂氏と丹青堂とのかかわりを象徴する墨と言えるかもしれません

(茶墨)9,450円(税込)
(青墨)7,350円(税込)

手づくり薬瓶

日本画用の絵具である岩絵具(いわえのぐ)は、油絵や水彩絵具とは異なり、通常は粉(粒)の状態となっています。
それを膠(にかわ)で練ることで初めて、紙や絹に塗れるようになります。

写真は岩絵具を保管しておくための薬瓶ですが、膠で練らずに瓶に入れて飾っておくだけでも綺麗なインテリアとなります。
これもまた油絵具などにはない、日本画用の絵具である岩絵具ならではの特長と言えるかもしれません。

399円(税込)

※岩絵具は別売りとなります。写真の岩緋(3番)は、1,848円(税込)/20グラム

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店舗情報
所在地
大阪府大阪市中央区難波1丁目6-12(戎橋筋)
電話番号
06-6211-0721
営業時間
10:00~20:00
定休日
毎月第1・第3水曜日
E-mail
info@tanseido.jp
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